効果的なストレス解消法 [健康法]
効果的なストレス解消法なんてあるのか?
うつ症状を訴える人が多いなか、今まさに職場のストレスに悩んでいる人も少なくないでしょう。
同じ職場で同じプレッシャーを受けているはずなのに、あまりストレスを感じていない人もいる。
メンタルタフネスの個人差ともいえそうなのだが、一体そのような差はどこで生まれるのだろうか?
人間は不安が強くなると自律神経の中枢を刺激し、発汗やふるえなどの身体症状を引き起こします。
メンタルタフネスやストレス耐性の個人差は、感受性によって生まれるみたいです。
不安を感じ続けると前頭葉にも不調をもたらし、「うつ」が引き起こされるとのこと。
つまり、ストレスやうつ病には、感受性が深く関わっているようです。
ならば、鍛えて、少々のことには動じないタフなメンタルを持ちたいが…。
感受性は遺伝や成長期の環境における経験である程度は決まるようなのです。
社会人になってからメンタルタフネスを強化するのは厳しいということか。
思わず落ち込んでしまいそうにもなるが、
受けるストレスを減らそうとするより、受けたストレスをどのように発散するかが大事だとか。
ストレスを感じないようにするのは非現実的。
むしろ、ストレスは『受けて当然のもの』と考えるべきなのです。
そのうえで、受けたストレスをどう発散していくか。
その日、その週にたまったストレスを定期的に発散しきれるよう工夫を重ねることが、メンタルヘルスを向上させる最善策なのです。
では、ストレスを発散するコツとは?
とにかく“自分のための時間”を定期的に作ること。
短い時間でも良いので、自分の趣味やスポーツなど、100%自分のために費やせる時間を確保する。
逆にいくら休みがあっても、ずっと寝ていたり、家事に追われたりではストレスは解消できません。
それらを削ってでも、自分が楽しめることに没頭する時間を意識的に作ることがポイント。
長さに関わらず、“自分のために時間を使えた”という実感が重要です
1日ごと、あるいは1週間ごとに、受けたストレスを発散しきり、溜めないこと。
この意識を持って生活しないとストレスはどんどん蓄積され、うつへとつながっていくのだそうです。
春先は憂うつな気分になったり、落ち込んだりする人も多くなる季節。
たまっているストレスをこまめに発散し、楽しい春を過ごしましょう。